本好きさんからの課題

〈伝えたい作品〉
「木曜日にはココアを」
この本との出会いは、とある書店員さんの「宮崎本大賞やりませんか?」というお誘いでした。人口が減り、本を読む人が減る中で私たち(書店)が何ができるのか考えた時、書店や取次の枠を超えて自分たちで売りたい本を作り出そうと考えました。そのためにまずは本屋に立ち寄ってもらうきっかけづくりとして”宮崎本大賞”を設立しました。県内からいろんな書店が参加する中、自分は実行委員の一人として宮崎では初となるこの企画を皆さんで悪戦苦闘しながら大成功を収めました。記念すべき第一回大賞作品である「木曜日にはココアを」ですが12の短編集で構成され、一つ一つのはなしに出てくる人物が代わる代わる主人公となって展開していきます。人とのつながりの大切さや美しさが感じ取れる作品で、まさに自分たちのやっていることにつながっているように感じました。すごく思い入れのある作品です。これをきっかけに第2回の実行委員長を務めたり、県の読書推進シンポジウムの委員会など様々な形で本に向かい合うようになりました。本をきっかけにいろんな人と出会い、自分に影響を及ぼすきっかけになったのでぜひ皆さんにもこの作品を読んでいただいて、人とのつながりや出会いの大切さや感謝など感じていただけたらと思います。(寺田 晃)

柿木理恵・齋藤真喜子

柿木理恵(JAGDA宮崎)(右)

グラフィックデザイナー、アートディレクター
宮崎県宮崎市生まれ。県内印刷会社、デザイン事務所を経て2004年に独立。2006年OysterDesignを立ち上げ、現在に至る。企業ロゴや商品パッケージ、ブランディングなどを手がけている。

http://oysterdesign.jp

齋藤真喜子(左)

株式会社ハナビヤ/アートディレクター
1985年宮崎県宮崎市生まれ。2005年から2014年まで大阪のデザイン会社、広告代理店を経て、2015年より地元宮崎のデザイン会社に勤務。アートディレクター&デザイナーとして幅広いジャンルの広告案件やコンテンツの制作に携っている。