本好きさんからの課題

〈本との出会い〉
物心ついて一番最初に好きになったのは、「泣いた赤鬼」。小学校2年生の時に読んだ「フランダースの犬」。6年生で読んだ「一人ぼっちの政一」。これは、当時の小学校で出来始めた特別学級を扱った作品。すごく寂しい作品でした。しかし、これを小学校の時に読んだことによって、今の私自身が考える単純にメジャリティとマイノリティの違いであって、そこに社会の危うさがあるって考え方の礎になっていると思います。高校の時に読んだ五木寛之の「青春の門」で、文字で興奮することを覚え、大学時代は橋本治の「桃尻娘」で爆笑し、ジェフリー・アーチャーの「めざせダウニング街10番地」で、大人になってからの野望に胸を熱くしました。勿論、大人になっても欲望の赴くまま、色んな本に出会いました。やっぱり、本って出会いです。時間に余裕がある時にフラッと大きな本屋さんに入って、何となく足がむいたコーナーでジャケ買いならぬタイトル買いして、そこで色んな世界に出会う。ジャンルも作家も様々。司馬遼太郎さんの様々な作品を読んだと思ったら、ジェームズ・エルロイのLA暗黒街シリーズを全部読んだり、村上龍の「ワイン一杯だけの真実」「恋はいつも未知なもの」。開高健の「輝ける闇」、ヘミングウェイの「老人と海」、梁石日「血と骨」、共同通信社が出した「瀬島龍三」、ゲッツ板谷「タイ怪人奇行」、梯久美子「散るぞ、悲しき」、北方謙三「水滸伝」。一人の人間の人生って時間が限られていて、私はいつもその時間をやりくりしながら全てを経験して人生を終えたいって思っていて。で、本は読む事でどんな世界へもいけるし、色んな人と出会って、色んな人生を送れるのが本です。ページをめくれば、めくるめく世界が待っている。それが魅力だと思っています。
ちなみに、北方先生の水滸伝のトークショーのMCを担当しました。めっちゃ盛り上がって、その後の食事会で北方先生とゲストだったホークスの小久保ヘッドコーチ、そして私の三人でお酒を飲みました。凄く楽しい席だったのですが、そこで北方先生に「中島くん、君は本を書きなさい。」っと言われて、もう天にも舞い上がる気持ちでした。実は、密かに本を書きたいなって気持ちがずーーーーーっとあって。モーニングジャムの「おもろい家族本」も、その一貫なんですが、いつかオリジナルの作品を絶対に出すので、その時は宜しくお願いします。目指せ、印税生活!!!(中島浩二)

春髙壽人

春髙壽人

広告デザインを中心に、グラフィックデザイン、プランニング、CI.VI計画、アートディレクション、タイポグラフィ、パッケージデザイン、サイン計画、店舗デザインといったクリエイティブ活動をしています。

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